コンビニやスーパーで可愛い女の子をみると、すぐ付き合いたいと思う。でも、実際にアクションに起こしたことは、これまでに一度もないな。考えてみれば、チケット売り場、焼肉屋、など、いたるところの美女たちに思慕を寄せてきたが、そこから恋愛に発展した試しはない。行動力がないからである。
行動力がないのは、自分に自信がないからと、疲れていてその気になれないからだと自分では思っている。そのどちらも、運動のやり方に問題があるのだが、それは今回は触れない。
とにかく、よく行く店に可愛い子がいて、その子を要はナンパして、その後、恋仲になったという例は、この世にあるのだろうが、個人的には見聞きしたことはないので、ハードルは低くはないはずだ。もしポピュラーだったら、そう喧伝されているだろうからね。どちらかというと世の中では出会いがないと嘆く人が多いように思うが、その人達もいろいろな店には出入りするだろうから、店員は対象外になっているのか。
個人的には、店員にアタックできない理由としては、自分に自信がないからである。もっと痩せてからアプローチしようとか言い訳をつくって、結局なにもしない。今でも覚えているが、大きな書店のなかにチケット売り場があって、そこにいる店員さんみたさに、書店に足繁く通ったものである。もっとも、本を見に行くのもまた、本当の目的ではあったが。
いまもまた、店員に懸想している。かなり年が離れている。懲りないな、いつまでもと、思う一方で、店員と客という構図から付き合ったカップルはいるのだろうか、その人達はどうやってうまく関係を築けたのか、興味が湧いてきた。日本では珍しくても、海外ではよくある話なのかもしれない。ぼやぼやしていると他の男に取られてしまうぞと思いつつ、今日も自分を磨くことを優先するのであった。
