４月に真夏日があったりして、もう暑くなるものとばかり思っていたら、ここ数日は雨のせいか気温が下がり、Tシャツ一枚だと風邪を引きそうである。春秋シーズンのパーカを着てちょうどいい。
これから梅雨が来て、その後は暑い暑い夏である。この夏がまた長いんだろうな。で、短い秋を挟んで、長くて寒くて辛い冬の到来である。
逆にいえば、いまが一番いい季節だ。それなのに気分は冴えない。隣のクレイジーなゲーマーの深夜の叫びのせいだ。仕事はしていないようである。親の仕送りか、生活保護なのだろう。偏見かな。あと、変な臭いもした。
そんなクレイジーなやつの隣に住み続けるのはリスクが高すぎるので、越してきてから２週間で、もう次の引っ越しを考えている。何の因果なのだろう。俺も若い頃は、周囲を気にせず騒音を出していたのだろうな。とくにウクレレを弾いていたときは、そうだったのだと思う。でも、深夜に弾いたりは絶対にしなかった。夜は静かにしないと近所迷惑になる。それは、誰もが持っている常識だと思っていたが、現実には、そうでない人がたくさんいる。少なくとも、そういうクレイジーなやつらと遭遇する機会が多い。
せっかくの行楽日和に、睡眠不足で動けなくなるなんて、人生の損失だ。ゲームの世界で夢中になっているやつに、一年で一番いい季節が汚されている。そして、俺にできることは、泣き寝入りだけである。
