長く続ければいいのか

上達、成功するには、地道な努力を継続することが不可欠といわれる。だが、それはどれくらいの時間なのか。時間をかければかけるほど、伸びていくのか。それとも、ある時点で頭打ちとなり、それ以降は続けても伸びないどころか、加齢によって衰えていくのか。

スポーツ選手も、練習量がモノを言う世界だろう。ライバルより多く練習すれば、それだけ勝率も上がる。だが、年を取るにともなって、身体能力は低下していく。経験や技量は高まることはあるだろう。だが、全盛期は素晴らしい選手だったのに、キャリア終盤では衰えがみえ、新世代の選手に無惨にも敗れてしまうケースは少なくない。

一方で、べき乗の法則というのがあるらしく、これは続ければ続けるほど、つまり練習量が増えるほど、永遠に上達するというものらしい。動画かなにかで聞きかじっただけで、よくわからないが、そういう世界もあるのだろうか。

文章について、長いこと、訓練を重ねてきた。その期間は四半世紀にも及ぶ。ただ書くだけでなく、少しでも役に立てばと、外国語の学習もしてきた。そのかいあってか、いまでも少しずつ、成長している実感はある。だが、それによって人生が変わるほどの変化は起こらない。筆一本で食べていけるようにもなっていない。才能がないから、これ以上やっても無駄という考えが、どうしても頭をよぎる。一方で、べき乗の法則というものもあるようだし、成功者は成功するまでやめないから成功する、という格言もあるし、もう少し続けてみようかなと思う。それに、他にできることもないからね。

40代。語学(英仏羅希)、格闘技に興味あり。たまにウクレレを弾くが、ハワイアンは弾けない。いつかヨーロッパを3ヶ月かけて旅して回りたい。体調を崩してから禁煙し、コーヒー、甘いものを避けている。最近は鳥を観察するのが好き。バードウォッチングのコミュニティに参加したいような、したくないような。

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文章修行迷走日記
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