大丈夫だとは思うけれど

心臓に問題がないとお墨付きをもらってから、脈のことがあまり気にならなくなった。ときたまめまいなどがするとつい手首にもう一方の手の指を添えて確認したくなるが、おおむね無視できるようになってきた。外食も少しずつできるようになったし、店のレジの行列に並ぶこともできる。もちろん常に不安感や緊張感はつきまとうのだけど、少しずつ行動範囲が増えている。

だから仕事もそろそろ復帰できるかなと思っているが、会社からは無理しないほうがいいといわれたので一応今週は休むことにした。実際、めまいは続いているわけだし、胸苦しさや不随意運動などの症状も消えてはいない。メンタル疾患の患者はとにかく復帰を焦り、大丈夫大丈夫というものの、いざ復帰すると一週間も経たないうちにぶり返すのだという。

だから少しずつ自信がついてきてはいるけれども、無理は禁物なのだろう。一度にたくさんやろうとする悪い癖があるので気をつけないといけない。運動も効果的ではあるが、散歩以外の中強度の運動は毎日やらないようにしている。行動範囲を広げるにしても、1日に多くのタスクを詰め込まないようにしよう。あれこれやればそれだけ神経を酷使するので、症状も出やすくなる。

ただ朝の散歩にはじまり日中も外を出歩くことはできるので、メンタル疾患を抱えてはいるものの、そこまでひどい状況ではないのだと思う。だからといって油断して知らず識らず自分を追い込んでしまうと、余計に酷くなる恐れもある。

You Tubeをみていたら、誰かが「休養の貯金」という言葉を使っていた。休めるときに休み、常に余力を持っておくことが大切だという意味らしい。向上しなければ人生に意味はないと考えがちのところがあるが、そのツケが今回ってきたわけだから、これを機に考えをあらためよう。実際、今回体調を崩したおかげで、生活面でポジティブに変換できたこともある。禁煙できたし、姿勢や歩き方を改善した。考え方を変えるのは一番難しいが、やりすぎず、余力を残して終わることくらいは意識していきたいものだ。

40代。語学(英仏羅希)、格闘技に興味あり。たまにウクレレを弾くが、ハワイアンは弾けない。いつかヨーロッパを3ヶ月かけて旅して回りたい。体調を崩してから禁煙し、コーヒー、甘いものを避けている。最近は鳥を観察するのが好き。バードウォッチングのコミュニティに参加したいような、したくないような。

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メンタルヘルス
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