足が蒸れやすいので、通気性の低いシューズを履くと地獄である。今夏は、スイスのランニングシューズブランド「On」の通気性に優れ、かかとを踏んで履ける「Cloud５ Coast」のおかげで快適だった。ただ、プールサイドで過ごすことを想定したつくりのせいか、足のホールド力はそれほど高くはなく、未舗装の道を歩くときなどはシューズの中で足が動くため、少し不安になる。横幅が狭めのため、ふだんより大きいサイズにしたこともあるだろう。
通気性がよく、かつ荒れた道でもしっかりグリップできる、かつおしゃれでタウンユースにも使えるシューズはないか、探している。フランスの「サロモン」というブランドが人気らしく、雑誌やらYou Tubeなどで調べているが、いいなと思う型は大人気ですでに売り切れていた。再販されるなら購入を検討しなくもないが、もっと手軽に、通気性もよく、冒険もできるようなシューズがあればいいのにと思わざるを得ない。このサロモンのシューズも種類によっては３万円以上となり、簡単には手を出せない。
歩きやすさ、着脱のしやすさではメレルの「ジャングルモック」が好きだが、蒸れるのが難点である。Cloud５ Coastも中敷きに穴が開いてしまった。軽量化されたぶん、耐久性はないのだろう。来シーズンも使えるかは微妙である。そんなわけで、ベストな靴探しはまだまだ続く。
