投資を始めてみた

新NISA口座で投資信託を買ってみた。S&P500、ナスダック100、そしてTOPIXの3種類である。さっそく元本割れしたかと思えば、1%くらい上昇し、2万円増えたりする。都合よくどんどん資産が膨らんでくれればいいが、10年、15年と続けて、初めて複利効果が顕在化するものらしい。米国株が伸びても、現金化するときには、そのときの為替次第で、増えたり減ったりするものらしい。また、NISAは非課税だが、米国株は外国税というものが取られるようだ。わからないことが非常に多い。そういう、細々した出費を差し引いても、有り余る運用益が出てくれるといいのだが、それには長い長い時間がかかるのだろう。

NISAの枠1800万円をすべて埋めるには、年毎の上限360万円を毎年使い切っても、5年はかかる。そして、1800万円を1%の利回りで運用すると、18万円だ。何もしないでも18万円入ってくるのはすごいが、これだけで働かずに生きていけるようになるわけではない。しかし、運用益を再投資し続けていれば、5年、10年と経つほど、運用益も雪だるま式に大きくなることが期待できる。でも、本当に投資による不労所得だけで生きていこうと思ったら、NISA以外の、特定口座でも数千万円単位で運用しなければならないだろう。

結局、甘い話はない。投資も進むインフレ対策にはなっても、億万長者になれるわけではない。そういう夢をみて個別株に投資する方法もあるとは思うが、ろくに勉強もしていなので、まず成功しないだろう。だから、労働し、稼ぎ続けなければならない。社会不適合者としては、非常につらいところだ。

来年には会社をやめて、とりあえず欧州を旅行して回ろうと思っている。そんなわけで、次の稼ぎ口がみつからなければ、投資も一時停止するしかない。それとも欧州旅行をあと数年先に伸ばして、NISA枠だけでもある程度埋めてからにしたほうがいいのだろうか。しかし、年も年であり、時間が経つほどに気力体力が減じ、欧州旅行へのモチベが下がっていくのではないかとも思う。そのまま老人になって、一生を終えるのか。それでいいのか。答えは、まだみつからない。

40代。語学(英仏)をマイペースで勉強(主に読書)していて、たまにウクレレを弾く。バーピーなど自宅でできる自重トレを習慣化している。

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