加齢による体験から得られる喜びの減少

昨年に体調を崩してから、自分の体力に自信がなくなった。毎日10回のバーピージャンプをして体力維持に努めてはいるが、従来以上に疲れやすくなった。もう若い頃のような無茶なこともできない。40代半ばでこうなのだから、この先は、もっと体力が減少していくのだろう。

それと連動し、体験から得られる喜びも減少していくものらしい。来春、会社を辞めて欧州旅行をするつもりだ。自分でも無謀だと思う。旅行後にどうやって暮らしていくのか、何のプランもない。もっと経済的な基盤を強固にして、つまりもっと貯金したり投資したりしてからにしたほうがいいのではと思う。でも、例えばあと5年我慢して働いてお金を貯めても、そのときにはもっと体力が減っているし、病気で動けなくなっている可能性だって、あるいは、もうこの世にいない可能性だって、あるのだ。50になってから再就職するより、来年46になってからするほうが、まだ見込みもあるのではないか。

だが、若い頃にヨーロッパに行っていたら、まだ感受性もみずみずしくて、多くのことを吸収できただろが、今でさえ、もう疲れたからホテルでゆっくりしたいと思いそうなのだから、数年後だったら、もっと出不精になって、結局、何のために渡欧したのか、わからなくなる。

もちろん、バーピーは、今以上に元気になるつもりで取り組んでいる。少なくとも、動ける体は維持できる。だが、疲れにくい体をつくろうとしたら、スクワットをやったほうがいいのかもしれない。今はバーピーを毎日やるだけで疲労感がすごいから、スクワットはやっていないが、年をとっても元気でいるには、足腰が肝心だと思うので、スクワットもどこかのタイミングで再開してもいいかもしれない。あと、意外とストレッチが重要である。

旅行だけではない。いろいろな物事から得られる喜びは、加齢とともに減っていくのだろう。年を取ってみないと、この真実はわからない。若いときは、こんなふうになるなんて、想像もしていなかったからね。もうすでに下り坂に入っているが、これ以上衰える前に、死ぬまでにやりたいことを、とりあえずやってしまうことだ。後のことは、そのときに考えればいい。数年なら無収入で暮らせるだけの蓄えも準備するつもりだしね。

40代。語学(英仏羅希)、格闘技に興味あり。たまにウクレレを弾くが、ハワイアンは弾けない。いつかヨーロッパを3ヶ月かけて旅して回りたい。体調を崩してから禁煙し、コーヒー、甘いものを避けている。最近は鳥を観察するのが好き。バードウォッチングのコミュニティに参加したいような、したくないような。

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迷走日記
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