プランクをやり始めて、そろそろ一週間が経とうとしている。まだ一週間は経っていない。バーピーの日は休んだ。
これまでにも何度もプランクの習慣化を試みたが、いつも3日坊主だった。その理由は、途中で他の運動に切り替えてしまうからだ。じっとしているだけのプランクは面白くないし、腕立て伏せやマウンテンクライマーなど、動きがあるトレーニングでも同様に体幹を鍛えられるので、プランクに価値を見いだせていなかった。
しかし今回は、自分でもなぜだかはわからないが、毎日続けてみようと思っている。今回もマウンテンクライマーに切り替えようかという考えも浮かんできたが、とにかくプランクの継続を優先してみたい。毎回2分でやっている。腕時計のストップウォッチで測りながらやっている。1分半くらいで限界に近くなるが、なんとか2分やり通している。
ダイエットに有効かどうかは、わからない。多少はカロリーを消費するだろう。それよりも、体幹が安定することによる種々のメリット、たとえば運動時のフォームの安定性、身体の軸がぶれないことによるメンタルの安定まで、幅広く期待している。ただ、バーピーやマウンテンクライマーをこれまでたくさんやってきて、同じように体幹には負荷をかけてきたが、上記のような効果を体感したことはない。だから、今回も過度の期待は禁物である。
それでも、何も効果がないということはない。とりあえず、しばらく続けてみないことには、効果があるかどうかも見極められない。朝の散歩後にやるようにするだけだから、習慣化は簡単である。2分がしんどければ、1分半でやってもいいし。続けることで少しでも身体やメンタルに自信がつけば儲けものである。疲労の蓄積を避けるために、バーピーの日はやらなくていい。ちなみにバーピーは前回、クラッピングプッシュアップとタックジャンプを組み入れた強化バーピー10回やったあとに、ふつうのバーピージャンプを10回の計20回をやった。これは瞬発力を鍛えられるし、身体にはより負荷がかかる。怪我のリスクも上がるので従来通り中5日でやるが、このやり方によってどんな変化が身体に現れるのか、少し楽しみである。
プランクもバーピーも、1畳のスペースがあればできる。道具もいらない。実際、海外出張時にもホテルでバーピーをやっていた。ジムに行かなくても、身体を鍛える方法はいくらでもある。プランクも、対角線上の片手片足を宙に浮かすなど、より高度なやり方もある。だが先日のバックブリッジで痛感したように、難易度が高ければ効果も高いということには、必ずしもならない。ふつうのシンプルでベーシックなプランクも、固有の効果があるかもしれない。もちろん、片手片足を浮かすような高度なプランクも、挑戦していいと思う。でも今回は、継続を最優先に考えよう。今は2分で限界だが、3分、4分と伸ばせていければ、それはそれでまた楽しいと思う。