今回もうまく育てられなかった。日当たり、水やり、空気の通り、何がいけなかったのだろう。観葉植物のなかでも丈夫で育てやすいと言われる種なのに、いつも枯らしてしまう。ある程度放っておいても力強く生きてくれる種でないと、育てられないようである。もうアイビーはあきらめよう。つたがどんどんと伸びて、窓一面を覆わせるのが夢だったんだけどね。
皇居を走っていたら、お堀一面に水草がはびこっていた。作業員らしき人がいたので、いつもこうなのかと聞いたら、今年から配属されたので去年がどうだったかはわからないとのこと。ただ、この水草については説明してくれた。いわく、菱という植物で、ひし形をしているかららしい。忍者の使うマキビシもこの植物から来ているらしい。名前の由来だったかと思ったが、ウィキペディアをみたら、実用性は低いものの、実際にこの菱が使われていたらしい。実には棘があり、それが服などにくっついて勢力を拡大していくらしく、道路を挟んだ別のお堀にも侵食していると言っていた。ウィキによると猛暑で大量繁茂した事例があるらしいから、皇居のお堀の表面をびっしりと覆ったのも、この暑さが関係しているのかもしれない。
忍者から思いつく植物といえば、葦である。忍者は葦をの上をジャンプする訓練をする。葦は成長が早いので、だんだんと高度が上がっていく。そんな話を、子供の頃に漫画かなにかで読んだ気がする。
とにかく、水面が植物で覆われていると異常気象のせいかと思う一方で、植物が増えれば大気中の二酸化炭素を吸収してくれ、空気がきれいになったりするのかなとも思う。菱の繁殖は、地球が危機感を感じた結果なのかもしれない。