抜歯に備えるつもりが。。。

金曜に抜歯をすることになった。右下奥の親知らずと、その手前の奥歯を一気に2本抜く。この奥歯は手前の歯とブリッジしている。一番手前の支持歯は後で治療するらしいが、抜歯時にはブリッジをその1本だけ残して切断するという。そうやって2本分のブリッジを外してから、奥歯を抜く。なぜ奥歯を抜くかは、もうだめになっているからとのことだが、実際は使えなくはないと思う。すでにうずいたり痛みが出始めているけど、ブリッジをやり直したりすれば、まだ使えるのではないかと思う。わからないけど。

ただ問題は、その奥歯の奥に横向きの親知らずが顔を出している。その親知らずは表面は虫歯になっているが、まだそこまで深刻ではない。だが、食事のたびにそこに食べかすが挟まって不愉快だ。それにブリッジ自体、不衛生になりがちで、口臭の原因にもなる。

奥歯を残し、すなわちブリッジを残して、親知らずだけを抜くという選択肢もあるのかもしれない。ただ、そうなると親知らずの抜歯の難易度は上がるだろう。歯科医に親知らずだけ抜くのはどうかと聞いたら、抜いた後に食べかすが入って不衛生になると言われたが、傷口はいずれ塞がるだろう。おそらく単に難易度の高い親知らずの抜歯をしたくないのだと思う。

計画では親知らずも奥歯も抜き、ブリッジの手前の支持歯は神経の治療をしてセラミックをかぶせ、その奥隣の6番にはインプラントを入れる。インプラントができるほどの骨の幅があるかどうかは、CTを撮ってみないとわからないらしい。まあ親知らずだけ抜いて、ブリッジをやり直すという方法もあるのかもしれないけどね。それは提示されなかった。ブリッジ自体の寿命なのかもしれないし、歯科医師が単に高額治療を施したいと思っているだけかもしれない。まあブリッジの寿命は7、8年らしいから、そう考えると15年近く持ったのは、むしろラッキーだったのかもしれない。それにしても7、8年で寿命がくるものをよくも治療した歯科医師は施しやがったなと思わざるを得ない。6番もなんとか抜かずに治療する方法だってあったはずだが、おそらく若い女医だったからブリッジの実績を積みたかったのだろう。抜いた後、院長先生が抜く必要はなかったとその女医を難詰し、女医はバツが悪そうにしていたが、後の祭りである。

とにかく、6番は戻ってこない。15年も歯がなかったところなので、土台の骨がすっかりやせ細っている。廃用性萎縮というらしい。インプラントができなければ、入れ歯である。そう考えると、奥歯は残し、なんとかブリッジをやり直すことはできないものかと思うが、ブリッジはもう嫌だとも思う。奥歯を残して親知らずを抜歯するとなると、横向きなので、歯を何個かに切って抜く大手術になるらしい。それはそれで恐ろしいから、手前の奥歯を抜いて、視界良好な状態で手早く親知らずを抜いてもらえたほうがいいとは思う。まあ一時の苦しみが嫌さに長期的な不利益を被るのも嫌ではあるけど。

いまのうずきや痛みは、決して親知らずだけのものではないと思う。実際はわからないけど、ブリッジの歯で噛むと痛かったりすることが増えてきたから、やはりブリッジの寿命なんだろう。とにかくもう親知らずと奥歯を抜いて、6番にインプラントをする。それが現時点のベストだと思う。右上の一番奥の歯も銀歯で、かぶせもののなかで歯が割れているらしく、それもいつか抜いたほうがいいみたいである。ちなみに左側の奥歯は上下2本ともすでに抜歯済みである。だから右側の奥歯も抜けば左右均等に揃っていいのかもしれないが、かといってポンポン歯科医の言われるままに抜かれるのも困る。なるべくメンテナンスをしっかりやって、もう1本も歯を失いたくない。

でも、いまは目の前の抜歯に集中しないと。抜歯は心身に相当の負担をかけることになるから、体調を整えて臨みたい。そのために早寝しようと思っているが、昨夜は0時を過ぎてようやくうとうとしてきたかという頃、隣のやつがまたベランダで大きな音を立てて洗濯物を干し始めたので眠りを破られてしまった。夜中の2、3時に大きな音で掃除機をかけていた、あいつである。以前、文句を言ったら掃除機はやらなくなった。しかし、本質的な、夜中に大きな音を立てたら近所迷惑だということが理解できないらしく、掃除機はだめでも大きな音を立てて夜中に洗濯物を干すのはいいと思っているらしい。今度は洗濯物は干してもいいけど、夜中に大きな音を立てて干すのはやめてくれないか、と言わなければならないのだろうか。人生、苦労ばかりだな。

40代。語学(英仏)をマイペースで勉強(主に読書)していて、たまにウクレレを弾く。バーピーなど自宅でできる自重トレを習慣化している。

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