年末も近づくと何だか気が抜ける〜TOEICを終えて〜

TOEICテストを受けてきた。毎回そうなのだが、リーディングパートの最後まで解けない。今回も6、7問を残して時間切れとなった。隣にいた人は、だいぶ時間を残して回答し終えたようで、見返す余裕があるようだった。それくらいにならないと、高得点は狙えないのかも知れない。

ただ、リスニングもリーディングも、いままでで一番、問題を理解しながら答えられた。リスニングは数問、ちょっとわからないものがあったが、大体は完全に内容を理解できた。リーディングも設問をしっかり把握してから解答できた。去年のスコアは820で、今回はそれを上回れるか。900には届かないだろうが、来年の目標にすればいい。まあ今回で900に到達できたら、もうTOEICは卒業し、来年は仏語の勉強に集中したいかな。仏検なのかDELFとかいうやつなのかわからないが、そういう資格に挑戦し、まずまずのレベルであることを客観的に証明できたらいいと思う。いまはテストを受けても、さんざんな結果になるだろうけどね。

あと1年で会社を辞めて、ヨーロッパ旅行をしようと思う。帰国後は、プータローになるわけだ。自分で事業を起こすのか、再就職するのかはまだ決めかねているが、語学のスキルがある程度あれば、しかもそのレベルが高いものであれば、就職先もみつけやすいんじゃないかと思っている。でも、この考えは甘いだろうな。20代や30代であればまだしも、40代後半だからね。もし就職できても、満足のいく条件にはならないんじゃないかな。それでも、何もないよりは、みつけやすいとは思うけどね。ある種の保険である。今の仕事だって、英語が多少わかるから、就けた面もなくはないと思う。しかし、年齢のディスアドバンテージを克服するのは、至難の業だろうな。

とにかく、古典ギリシャ語のクラスも年内はもうないし、フランス語はあと1回を残すのみとなった。来年も語学学習は続けるが、学校に通い続けるかは、正直迷っている。自分で読み書きするほうが効率がいいし、お金もかからないからである。学校のもっともよい利用法は、日頃の自習の成果を確認するというものである。クラス自体は、たとえばフランス語なら、日本人の下手なフランス語を聞いたところで、何の役にも立たない。これは英語にしろ他の言語にしろ、同じことだ。日本人の集まりで語学を勉強することは、ほとんど意味がない。

仏語クラスでは先生がフランス人なので、そして先生はフランス語でしか話さないから、少なくともリスニングの練習にはなる。もちろん文法やボキャブラリーも教わる。しかし、リーディングはYou Tubeで、文法も文法書で代用できる。

日本人生徒の集まる教室自体に、何かを求めること自体に無理がある。やはり、日頃の勉強の成果を試す場として活用しなければ、意味がない。それだけに日々のインプットが大切になる。もしそれが十分にできて、仏語を操るのが楽しくて仕方ない、その場としてクラスが必要だというのであれば、また続ければいい。でも十分に自習ができず、クラスに参加してもちんぷんかんぷんというのであれば、授業料を払うだけ無駄である。クラスメートと会話するコミュニケーションする機会としては有益かもしれないけどね。渡欧経験のある人も多いから、参考になる情報も得られるし。

古典ギリシャ語も、予習は大変だが、クラスに参加すれば、やはり新しい情報に触れられるという意味では有益である。でも、これも自習を十分にやって、それを確認する場としての機能しかクラスには見込めないのである。すべては自分次第。クラスに通えば上達するというのは、天才だけに許された考えである。

そんなわけで、結局のところ、また学校には通うことになるんだろうな。仏語クラスでもっと流暢に仏語で質問したり話せるといいんだけどな。まあ地道に日々のリーディングを続けていくしかないな。英語もそうやってきて、TOEICは820、毎日のようにオンライン英会話をしておしゃべりを楽しみ、読書に耽ることもできるようになった。仏語でも、そういうレベルに到達できたら、さらに世界が広がると思うよ。まあ地道に、ときに悔しい思いをしながらも、努力を継続していくこと以外に、上達する方法なんてないのだからね。

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