空白の時間

ブログを5日も休んでしまった。風邪を引いていたからだ。39度の熱が出た。しんどくて書くどころではなかった。熱が出て2日目の夜、まったく食欲はなかったが、ろくに食事をしない時間が続いていたので、さすがになにか食べたほうがいいかと外出し、カレー屋でテイクアウトを注文した。すでに料理を待っている間に気分が悪くなりかけ、注文したカレーとサラダを受け取って少し歩き出した途端、地面にひっくり返った。失神したのである。

私には心臓の問題により、脈が止まり、脳に血液が行かなくなることによって失神するのでないかという心配が、常につきまとっている。だが、心臓については、度重なる受診や検査、そして自らの情報収集によって、現状の状態と失神は結びつかないと結論づけている。失神するのではないかという予兆的な感覚とも、おそらく関係ない。とはいえ、いくら高熱で、2日間まともに食事しておらず、ずっと寝たきりだったのに急に外に出て店先で突っ立っていて気分が悪くなったからといって、意識を失って倒れるものだろうか、という疑念は晴れない。

医師は痛みやストレスにより、前駆症状をともなってする失神はそれほど危険ではないと言っていた。まあ今回、頭部の負傷はなかったが、おそらく転倒時に打った右手首や右上腕が痛くなったから、危険は危険である。気分が悪くなったらその場ですぐしゃがむのがいいとはわかっているのだが、そうすることは恥ずかしいという思いもある。だが、転倒して大怪我を負うのは嫌なので、無理をせずすぐしゃがむか横になるかしたほうがいい。

とはいえ、前駆症状を呈する状態にいたらないようにする生活習慣が大切である。今回はまた、運動のやりすぎから風邪を発症してしまった。いまもまだ抜けきっていないが、免疫機能を損なうほどに追い込む必要はないのである。アスリートじゃないんだから。自分の感覚が鈍麻してくるようになったら、危険サインである。休む勇気をもたなければならない。

だが、ほんの一瞬とはいえ意識を失ったことで、また外出が怖くなってきた。気分が悪くなったらしゃがめばいい、大したことじゃないと自分に言い聞かせはするけどね。もし、前駆症状なしに失神したら、、、という考えが頭から離れない。仮にそういう事態が起こったら、本格的に心臓にアプローチしなければならなくなるのだろう。そうならないように、できるだけ健康的な生活を送りたい。いや、禁煙もしたしカフェイン、菓子類も避けているので健康的ではあるが、運動面で「過ぎたるは及ばざるが如し」というものを自分に分からせてやりたい。まあ難しいことではあるけれども。

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