ものすごく精神的ストレスを受け、たまらず中1日でバーピーをしてしまった。そうしたら筋肉痛になるし、睡眠リズムが乱れるし、つまり寝坊するしで、やはり短いスパンでやるのはよくないことを再認識した。
しかし、中5日でやっていると、疲労は取れても、筋肉やスタミナの向上はあまり感じられない。連続でできる回数も伸び悩んでいるし。今は30回である。一時だけ40回できたが、その後に風邪を引いてからは30回で推移している。
だが、いくらバーピーがきつい運動とはいえ、中5日は筋トレとしてもボリュームが少なすぎる。バーピーの動作を分解し、腕立て伏せだけで換算したら、大体週に30回やるだけである。これで筋肉を増やせると考えるのは甘い。まったく何もやらないよりはましだとは思うけど。しかし、やり込んで疲労が溜まり、日常生活に支障や不快感が出るのも避けたい。
そこで、疲労をしっかり取りつつ、前回のトレーニング効果を無駄にせず次につなげるために、中4日を試そうと思う。疲労については肉体だけでなく精神のそれも配慮すべきである。その観点からも、中4日なら問題ないのではないかと思う。まあこればかりはやってみないとわからないが。
しかし、若い時は、とにかく疲労のことなど度外視して、とにかく追い込めばいいのだと盲信していた。それでしょっちゅう風邪を引いたり、不眠症に悩まされたり、さんざんであった。最近は、そういう無茶をしなくなった。年とともに無理が効かなくなったということもあるだろうが、経験から学んだものも少なくないと思う。まあしかし、自分を甘やかしすぎている面も多少はあるかもしれない。だからぶくぶくと太ってしまうのだ。中4日であれば、運動によって引き起こせる代謝が高い期間を増やせるとも思う。筋肥大も、中5日よりは見込めるのではないか。ウェイトをやる人からしたら、筋肥大といえるほどの筋肉の発達はしないだろうが、しかし自重だけでも、なかなか筋肉が発達するものである。とにかく今は中1日でバーピーをやったおかげで、下半身がかなり筋肉痛である。こういう筋肉痛になるのも久しぶりである。
今回、はからずも中1日でバーピーをやってしまったが、そのおかげで、バーピーがしっかり筋肉に負荷をかけていることを明らかにできたのは、収穫だったといえる。適切に扱えば、筋力体力を向上できる、素晴らしい運動であるのだ。アンチエイジングの最終兵器だと思っているので、最適な負荷と頻度と、効率性を、試行錯誤を繰り返しながら究めていきたい。