床にホコリがたまるスピードが早すぎる件

一週間床掃除をしないとホコリが目立つようになる。大気中に舞うホコリが重力によって少しずつ床に堆積していくのだろうが、このホコリはどこから来るのだろうか。そんなにホコリが出る源があるのかしらと不思議になる。

布団や服が発生源なのだろうか。だとしたらホコリもそれらの服や布団の色になりそうだ。たとえば白とか緑とか。でもホコリは大抵いつも灰色である。カラフルなホコリはあまりみたことがない。

ホコリは外からやってくるのか。それとも空気中に自然発生するものなのか。まったくもってわからない。とにかく一週間もすると床に溜まり始めるから掃除しないといけない。

床掃除はお掃除ロボットに任せている。週一回稼働すると、拭き掃除する部分にほこりがたくさん付着する。それを外し、洗濯してまた使っている。服と一緒に選択するとホコリが服につくので困る。

こぼした飲食物の拭き掃除などは別にして、掃除の目的の大半はホコリの除去である。どこからともなくやってきて、いつの間にか床に広がるホコリ。そういえば近所の公園が芝生の張替えをしていて進入禁止になっている区域があるが、すでに多くの雑草がはびこっていた。これらの雑草もどこからやってきたのか、いちいち特定するのは困難だろう。

それだけ大気中にはいろいろなものが舞っているということだ。大気はひとつの運搬装置とも言える。いいものもわるいものも運んでくる。雑草のように生存がかかっているケースもある。

だが、ホコリは目的を持っていないだろう。であるならば、すくなくとも室内には堆積しないでほしいものだ。こういう理不尽で不可解なことが人生には多すぎる。それとも、目的を持たなければ存在意義がないという価値観がそもそも間違っているのだろうか。

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