また物件を見に行った。以前、一度みた物件に、結局は決めたことになる。家賃が低いのと、防音性に優れていること、駅からも5分程度の立地であること、ゴミ捨て場がそれほどカオスではないこと、など、総合的に希望とマッチしていた。今の部屋の隣人がまた大きな音を立てているのも、引っ越しを決意させるのである。
まだ審査していないから、最終的にどうなるかわからないが、準備だけは進めよう。今回駄目でも、また機会をうかがえばいい。
引越し先は狭い。6畳ないくらいのワンルームである。したがって、今使っているベッドは処分し、新たに折りたたみ式の寝具を購入する予定である。マットレスを床に置くことも考えたが、床に近すぎるとホコリが気になるし、冬は寒い気もするしで、折り畳めるすのこベッドにしようと思っている。起きているときは折り畳めるので、部屋を広く使える。まあ、ふだんは折りたたまなくてもいい。ベランダの窓と平行にベッドを置く予定で、ベランダに出るときだけ、折りたたんでもいい。折りたたんだほうが布団を乾かせるようだが、そもそもすのこも通気性が高いので、いちいち折りたたまなくてもいいかもしれない。ベッドはふつう、干したりしないしね。まあ、折りたたみが容易にできて、折りたたむことで部屋が広く感じられるのであれば、毎日の習慣にしてもいいけども。
とにかく、せっかく自炊の習慣がついたので、これは転居後も継続する。家賃を下げ、かつ自炊すれば、経済的には、かなり楽になる。それが仕事にもいい影響を与えるかもしれないし、退職後のプレッシャーも、少なくとも今の家に住んでいるよりは、軽減できるだろう。家賃は、引っ越せっば、ほぼ半減する。
引っ越しと、今年はインプラントもする予定なので、何かと出費が重なる。投資にもそれなりの金額をNISA口座に突っ込んだが、暴落するリスクだってあるわけだ。まともに考えれば、もうしばらくは仕事を続け、貯金と資産を増やすことに努めるべきだろうが、一方で、いつ病気をしたりするか、親の介護が必要になるか、わからないので、欧州旅行をするなら、早いほうがいいという思いもある。
いずれにせよ、固定費を下げるという一歩を踏み出した。会社を続けるにしろ、辞めるにしろ、これは必要なステップなのである。引っ越しに備え、断捨離も一層進めていこう。使っていないものは、容赦なく処分する。いつか読むだろうという本も、ここは心を鬼にすべきだろうが、ほかにも断捨離すべきものはあるだろうから、少しずつ手を付けていこう。スーツケースも、もういらないな。欧州旅行もバックパックだけで行くつもりだし。服は基本宿泊先で洗濯するつもりなので、バックパックよりも小さいリュックで行くつもりである。