一日2食である。昼と夜。前日の夕食から次の日の昼食まで時間が空くので、胃腸が休まるらしい。プチ断食である。3食に比べて総摂取カロリーが減らせるので、肥満防止にもいいと言われている。
だが。2食でも、食べる内容によってはふつうに太る。食後のスイーツはマストなせいもあるだろう。そして、胃腸が休まっているという実感はない。実際には休まっているのかもしれないが。午前は排泄の時間帯であり、食事をするには適していないという説もあるようだ。
朝食を食べると、体内時計を調節できるらしい。体内時計は放っておくとずれていく。それを調節する力があるのが朝の日光であるらしいが、食事もそうらしい。朝食を食べる習慣があれば、規則正しい生活リズムをつくるのに役立つということだ。
とにかく、なぜか最近、朝に腹が減る。だから、みかんなどのフルーツを食べることはある。しかし、どうせならしっかりとした食事を取りたい。サンドイッチや和定食のような。しかし、そうすると金がかかる。一日2食は、節約にもなるのである。
かといって、コンビニで菓子パンを買うことはしたくない。スイーツは、あくまで食後に取りたい。空腹状態で甘いものを食べると、血糖値が急激に跳ね上がり、膵臓が驚いてインスリンを大量に分泌する。そうすると、今度は血糖値が下がりすぎてしまうものらしい。低血糖になると、再び甘いものを欲するようになるという悪循環に陥ると言われている。
理想は、朝食の自炊である。それなら外食やテイクアウトよりは安上がりだろう。バゲットを買って、ハムとチーズ、レタスなどを挟んで食べるのもいいかもしれない。
それとも、空腹感は薬と考え、昼食まで我慢すべきだろうか。総合的に、健康に関するいろいろな視点から、朝食について考えてみたい。