冷蔵庫がない

自炊はしないし、その日スーパーやコンビニで買ったもので要冷蔵の食品、飲料はその日のうちに飲み食いするので、冷蔵庫を持たない生活をもう２、３年続けている。それで何も困らない。自炊して節約するとなればあったほうがいいに決まっているけど、そうではないからね。夏も問題ない。アイスが食べたければ買ってすぐ食べればいいだけで、冷蔵庫にわざわざストックしておく必要もない。それにもうアイスやスイーツも食べないから、余計に冷蔵庫の必要性がなくなる。

朝食にバナナを食べるようにしている。もともと長い間プチ断食として朝食を食べない生活を送っていたが、体調を崩してからは、朝食を食べると体内時計が調整されると聞いて、食べるようにしている。バナナにはトリプトファンというアミノ酸の一種が含まれていて、これがセロトニンというメンタルにいい物質の原料になるらしい。セロトニンが合成されるには他の栄養素も必要らしいが、バナナにはそれも含まれているとのこと。

バナナは足が早く、品種によって差はあるが、すぐ黒くなり腐ってしまう。そうなると臭いも強くなる。冷蔵庫がないから棚の上に放りっぱなしにしているので、熟してくると臭いがきつく、虫を呼び寄せるのではと心配になったりもする。とくにこれからの暑い季節は、どんどん消化しないと大変なことになるかもしれない。冷蔵庫があるといいのかなとは思う。安いバナナほど傷むのも早い気がするが、冷蔵庫に入れておけば少しは長持ちするのだろうか。小型のものでも購入を検討してみるかな。でもバナナのためにわざわざ買うのもどうなんだろうという気がする。

飲料水も冷たいものは身体を冷やすからよくないと言う。ビール好きならキンキンに冷やしたいという理由もあるのだろうが、酒も飲まないからね。冷蔵庫に限らず、必要だと思い込んでいるものでも、実際はなくても困らないものは意外とありそうである。