古典語に追われない週末

語学学校が休みの時期に入った。これまで、週末はラテン語とギリシャ語の勉強に追われ、休日という感覚はまったくなかった。ようやくひと息つけるといったところだが、寂しい、物足りない気持ちもある。古典語は当然、難易度が高く、スラスラわかる楽しさはない。一歩一歩、ひいひい言いながら昇っていく感じである。だから、もしこの苦労がなければ、どれだけ人生はイージーモードになるだろう、と思うこともしばしばであった。

しかしいざクラスがなくなり、宿題もしなくていいとなると、羽を伸ばせるという感覚はほとんどなく、古典語をやらないと自己成長も期待できないのでは、という焦燥感のようなものに襲われる。ラテン語に関しては英語、仏語の対訳本を購入したので、自習できる。ギリシャ語に関してはまだ初級文法を終えたばかりで、独学に入るには早すぎる。

だが、仕事をしながら、格闘技のジムに通いながら、古典語の勉強をするというのは、やはりしんどいことではある。いままではなんとか続けてこられた。しかし体調を崩したり、体力の衰えを感じることが増えてきて、もうそんなにがんばらなくてもいいんじゃないかという気持ちも芽生えてきている。次の学期の申込みまでまだしばらく時間がある。まだ風邪から全快していないし、体調を整えながら、今後の学習計画の方向性を決めていきたい。

40代。語学(英仏羅希)、格闘技に興味あり。たまにウクレレを弾くが、ハワイアンは弾けない。いつかヨーロッパを3ヶ月かけて旅して回りたい。体調を崩してから禁煙し、コーヒー、甘いものを避けている。最近は鳥を観察するのが好き。バードウォッチングのコミュニティに参加したいような、したくないような。

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