体調を崩してから、ジョギングをしていない。もう4、5ヶ月になる。最近、非常に疲れやすく、勉強にしろ仕事にしろ、能率が悪い。年のせいかなと思っているが、なんとかリフレッシュできないものかと思っていたら、ジョギングを再開したら、少しは改善するのではないかと思いいたった。
最近はベアフットシューズに慣れてきて、逆にもうふつうの靴は履きたくないくらいであるが、昨日も書いたとおり、いま持っているシューズは底が極薄なので、走ると脚を痛める心配がある。しかし、本来あるべき足裏や身体の使い方をしたいということで、そうなるとベアフットシューズで走る必要があるから、ベアフットシューズとしては厚底のものを買うことにした。
久しぶりに走るので、最初は短い時間から始める。5分とかね。走る頻度は週一でいい。毎週、5分ずつ走る時間を伸ばしたりして、とりあえず30分走れるところまで持っていきたい。まあ最初のうちは、15分走をしばらく続けるだけでもいいけどね。じっくりと負荷に身体を慣れさせるべきである。それに、週1回15分走るだけでも、かなり違いを感じられるようになると思う。
人間は、走るようにできているらしい。狩猟時代は、非力な人間は獲物を走りながら追いかけて、獲物がもう疲れて動けなくなったところで仕留めていたのだという。猛獣のように短距離を高速で走れなくても、マラソンのように地道に長距離を走り続ける能力があったからこそ、人間は生き延びられたそうだ。そういうDNAが現代人にも残っていて、だから走ることは遺伝子レベルで必要なのだろう。といっても、道路は舗装されていて、靴も履くわけだし、空気も古代と比べて悪いだろうから、すべて同一には語れない。しかし、自己の経験からいっても、走る習慣があると、仕事も勉強もはかどるようである。無理せず、また少しずつ走るようにしよう。