猫背をなおしたい

子供のころから猫背である。だから首や肩がいつも固まっている。神経や内蔵が圧迫され、不定愁訴を生んでいる。目下、悩まされている心拍数が低い徐脈も、猫背が原因なのではないかとにらんでいる。

どうすれば猫背を改善できるのかは難しい問題である。背筋を伸ばすのもほんのひとときであれば可能だが、持続することはできない。不必要に体のいろいろな部分に力が入るからである。足がしびれたりする。

ブリッジをしたり、You Tubeの猫背改善に関する動画などを見て実際にやってみるが、なかなか効果が出ない。ある精神科医にいわせると、脳内物質のセロトニンが姿勢維持に関わっているという。メンタル疾患の人はこのセロトニンが欠乏しているため、一様に猫背であるそうだ。

セロトニンを産生させるには朝日を浴びながら散歩などのリズム運動が有効といわれる。セロトニンの原料となる必須アミノ酸のトリプトファンを多く含むバナナや乳製品の摂取もいいそうだ。朝散歩は長年の習慣だが、背中は丸まったままなので真偽の程はわからない。

それでも猫背を克服できれば、もっと素晴らしい日々を送れるようになるとの希望は捨てられない。肩甲骨をトレーニングすることが肩や首の緊張をやわらげるらしいので、とにかく信じてやり続けるだけだ。一日のなかで一回だけでもいいから、背筋を伸ばす習慣をつけることも大事のようである。

一度にたくさんやって、すぐ成果を求めてはいけない。毎日、少しずつ、積み重ねていくことが、猫背克服にも大事なのだと思う。

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