いまのところ、来春に会社を辞めて、欧州に旅行に行くつもりである。西ヨーロッパはもちろん、東ヨーロッパにも行ってみたい。どれくらいの期間になるかは、まだわからない。1ヶ月かもしれないし、3ヶ月かもしれない。
帰国後のプランは白紙である。再就職するのか、自営でライターでもやるのか。バイトしながら、作家を目指してもいい。3年から4年くらいは、無収入でも生きていけると思う。まあ、貯金を取り崩しながら生活することが精神的にどう影響するか、想像できないけれども。不安が大きいのだろうな。リスク資産も入れれば、さらに3、4年は生きていけるが、それが尽きたら、もうどうにもならなくなる。
一方で、ストレスは多いけれども、働き続けつつ、社会人大学院に行くこともいいなと思い始めた。筑波大学にMBAーIBという国際経営コースがある。そこは授業が英語で行われる。教授も外国の人がいる。ここで学べば、英語力の向上が見込めるし、修士号を取得すれば、多少は学歴コンプレックスも解消できるのではないか。そもそも、英語で高等教育を受けてみたいとずっと思っていたから、もし進学できれば、ひとつの夢が叶うことになる。
だが、両方は成り立たない。少なくとも、別々の時期にやらなければならない。欧州旅行は、一生のうちに絶対にやりたいことだ。年を取れば取るほど、その旅は難儀になるし、旅から得られる経験も、薄くなっていくと思う。40代半ばの今でさえ、遅すぎるくらいなのだ。昨年体調を崩したし、行けるうちに行っておいたほうがいいとも思う。
そして、欧州旅行に行けば、職を失うことになる。再就職できたとしても、平日夜に大学院に通える状況じゃなくなるかもしれない。まあ、大学院で学ぶのは、それこそ40代後半や50代になってからでもいいのかなと思う。だから、やはり、来年は欧州旅行に行くのがいいかな。