もう、いいんじゃない

会社の人間関係が嫌すぎて、毎日が憂鬱である。しかし、何のためにこういう苦しみを我慢しているのだろうか。もちろん、生活のためである。しかし、別に今の会社で働かなければ生活していけないということではない。今度引っ越して家賃も下がるし、生活費を賄えるだけの収入があれば、何の問題もないのだ。今の会社の収入が悪くないから、辞めるのが惜しいのだろうか。しかし昨年はストレスから体調を崩したのだ。もう自分にあまり無理をさせたくないという思いもある。

実際、本当に体調が悪化するリスクはある。会社の嫌なやつらのせいで体調を崩したのに、同じ職場にとどまっていれば、そりゃ体によくないだろう。いまはまだ重度の鬱症状はないけど、これからさらにストレスが重なっていったら、外出できないくらい弱ってしまうかもしれない。今だって外出中に胸が苦しくなることがあるのだ。これ以上悪化したら、欧州への旅行だってできなくなるおそれがある。取り返しのつかない状況になる前に、避難しておくべきではないか。そういう風に思うということは、きっとそのとおりなのである。自分の勘を甘くみないほうがいい。

経済的には、しばらくは無収入でも生きていけるだけの蓄えはあるし、固定費を下げることで、バイトでもすれば生きていける状況にはある。ただ、親に心配をかけるのが心苦しいだけである。会社を辞めるとなれば、当然、親は心配する。老い先短い親にあまり心配をかけさせたくない。まあ退職のことを黙っておいて、なにか別の食い扶持をみつけてから、実は。。。と切り出せばいいのではないか。嘘も方便である。

まあ10年以上も勤めた会社を去るというのは、大きな決断であるには違いない。だが、このままの状態を続けるのも、ある意味でリスクなのだ。人生が無限であればいいが、残念ながらそうではない。年齢も40代半ばである。毎日毎日、会社の嫌な人間関係のせいで気持ちが沈み、イライラしていて、いったい何のための人生なのだろうか?そんなに嫌なら辞めてしまえ。どうせ遅くても来春には辞めるのだから、今日辞めたって、大した違いはないのだ。

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