ボクシングか、それとも

運動

ダイエットのためにも、強くなるためにも、何らかの格闘技を始めたいと思っている。近所にはボクシングジム、総合のジムがある。できれば、いろいろな競技をやりたい。以前通っていたジムでは、キックボクシングとブラジリアン柔術のクラスに参加していた。週1回通う程度だったが、基本は習得できたように思う。だが、もちろん十分なレベルには達していない。

怪我をしてそのジムはやめてしまった。右手を故障したのである。もう1年以上前に痛めたのだが、まだ強い衝撃を与えるのは不安である。だが、バーピーや腕立て伏せは、もう問題なくできるようになった。逆立ちはまだ怖くてできないが、それ以外の動きをするぶんには大丈夫である。だからまた格闘技を再開したいのだが、あいにく怪我をした後で引っ越してしまい、以前通っていたジムは遠くなった。通えない距離ではないが、以前は徒歩やスケボーで通っていたので、それが電車に乗るとなると、しかも帰宅時はラッシュになることを考えると、再入会しても続けるのが億劫になるのではないかと危惧している。

一方でボクシングジムは、家から徒歩数分である。通いやすいということは、継続できるかどうかと密接に関わっている。そういう意味で、このジムが今のところ最有力候補である。ただ、入会金2万円を払うというのが、ちょっと引っかかる。春の無料キャンペーンもないようである。一方で以前通っていたジムでは4月は無料のようだ。それもあって、どちらにしようか迷っている。

近所には総合のジムもあるが、実際はキックボクシングクラスのようである。練習生の動画をみたら、ちょっと入会しても強くなれないかなという感想を持ってしまった。ただ、ここも無料キャンペーンがあるようだ。もし柔術やレスリングのクラスが充実していれば、ここでもいいかなと思うが、どれも一長一短である。2つのジムに入会するのは、体力的に不可能である。

一番現実的なのは、ボクシングジムかと思う。20代の頃に半年くらいだけ、ボクシングジムに通っていたことがある。そこで学んだ基礎が今も生きている。長い時間を経て、またやるのもいいかもしれない。それに私が習得したのは表面的なスキルだけで、ボクシングの奥深さはまだわかっていない。井上尚弥のような華麗なステップができたら格好いいという憧れの気持ちもある。

ただやはり、通いやすさは重要だ。ふと思い立ったときにすぐ動けて、家にもすぐ帰れるというのは、気が楽だ。仕事と並行してやるのだから、利便性は必須である。

格闘技をやる目的には、セルフディフェンスもある。物騒な世の中だし、いつか欧州を旅する際に受けるであろうアジア人差別への対抗策としても、戦うすべを身につけておきたいと思う。そういう意味では、蹴りや組み、絞め技など、いろいろなことができたら理想である。蹴りや締めは、基本中の基本は体得しているので、ど素人相手なら制圧できるとは思うが、ちょっと強い相手だったら、通用しないだろう。かといってパンチが完璧かというともちろんそんなことはないので、ボクシングをやる意味は十分ある。

とまれ、頭で考えていても、何も変わらない。行動を起こすのだ。まずボクシングジムに入会し、続けてみよう。その上で、キックや柔術もやりたいという気持ちが高まり、体力的経済的に余裕があると判断すれば、以前通ったジムの門を再び叩けばいいだろう。しかし、入会金だけで2万円取るというのは、納得がいかない。古い業界の慣習なのだろうか。

40代。語学(英仏)をマイペースで勉強(主に読書)していて、たまにウクレレを弾く。バーピーなど自宅でできる自重トレを習慣化している。

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