英語でなにかを学ぶ

もう10年以上、独学で英語をやっている。外国語を勉強することで、文章の幅が広げるのが最大の目的ではあるが、ある程度、英語を使いこなせるようになると、英語を使って新しいことを学ぶ楽しさを覚える。

フランス語に関しては、フランス人の個人教師について2、3年プライベートレッスンをやっていた。言語は、英語か仏語である。なるべく仏語で会話しようと試みるが、実力不足なので、英語で聞いたり、自分が言わんとすることを説明したりする。それが、楽しい。外国語で、別の外国語を学習しているという事実が、なにか自分がすごい遠いところまで飛躍したように思えて、嬉しくなる。

現在、社会人大学院への進学を検討している。そこでは、授業は英語で行われる。課題も英語で提出する。そもそも、出願書類も、みんな英語である。大変そうだけれども、もし入学、卒業できれば、英語力も格段に上がるだろう。英語で高等教育を受けるというのは、1つの夢である。まあ推薦書を誰かに書いてもらう必要もあるし、もちろん不合格になる可能性もある。欧州旅行も延期しなければならない。だから、本当に出願するかは、まだわからない。

でも、英語で高等教育を受けたいという願望は、今に始まったことではなく、いま考えている社会人大学院への進学への思いは、数年前に一度大きく高まった。そのときは、とくに推薦状のことがネックになって、断念した。今から思えば、そのときもオンラインでオープンキャンパスに参加したのだが、説明される内容をよく理解できていなかったくらい英語力も低かったので、もし入学できていたとしても、続けられなかったろう。今回は英語力も向上し、オープンキャンパスでの説明もちゃんと理解できた。本心では、ここで勉強したい。そのために欧州旅行が延期になっても、まあいいという思いはある。

卒業後に、自分の状況、世界の情勢がどうなっているかはわからない。もう一生、欧州には行けないかもしれない。後悔はしたくないが、少なくとも退職して欧州に行くと、親が心配するのは確かである。退職するにしても、十分な貯蓄があり、高い英語力、修士の学歴があるほうが、帰国後の展開もスムーズに進むのではないかと思う。まあ、そのぶん、年は食うわけだけどね。悩む。でも本心では、進学し、勉強しつつ、働いて親にも心配をかけたくない。ま、受かるかどうかわからないのだが。

40代。語学(英仏)をマイペースで勉強(主に読書)していて、たまにウクレレを弾く。バーピーなど自宅でできる自重トレを習慣化している。

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