1年後に仕事を辞めるつもりだから、固定費はなるべく下げるに越したことはない。環境の良さを求めて引っ越しを考えていたが、家賃が低い物件も並行して探そうという気になった。しかし、1、2万円家賃を下げられるとしても、引越し代は30万円以上するわけだし、引っ越しをしなければ支払う必要のない出費である。だから、仮に引っ越して家賃が1、2万円下がっても、その節約効果が出てくるのには時間がかかる。そうして2年なりすむと、またぞろ引っ越したい気持ちが湧いてくる。そうやっていると、お金が貯まりにくくなる。
引っ越す理由は節約のためだけではない。今の家でいえば、日当たりが悪く、大きな道路が近くにあって排気ガスが気になる。隣人は夜中に物音を立てるという問題がある。今年、体調を崩したが、住環境も一つの原因だったとしたら、健康のために引っ越すべきである。一方で、今の家は立地はよく、仕事にしろ学校にしろジムにしろ、非常にアクセスがいい。引っ越したら、やはり多少はどこに行くにも時間がかかるようになるというデメリットは生じる。
今の家はもうすぐ契約が終了する。住み続けるなら更新料を払うことになるわけだ。それが馬鹿らしいので、いっそのこと引っ越してしまえ、という気になる。しかし引っ越したら更新料の何倍もの出費になるわけでね。本当に節約しようとするなら、動かないほうがいいのかもしれない。計算が苦手なものでね。
でも今回のモチベーションの一つには、仕事を辞めた後の生活を想定しているというものもあるからね。収入が途絶え、貯金を切り崩しながらしばらく生活することになるだろうから、固定費は低いに越したことはないのだ。もちろん、仕事を辞めないという選択肢もあるし、本音ではそうしたいとも思っているが、一方で自営業でやっていきたいという夢に挑戦するには時間が限られるようになりつつある。まあ、家探しも出会いみたいなところがあるからね。気が進まないならとどまるのもアリだけど、さあどうなるかな。少なくとも引っ越しをしたら、多少は自炊をして食費を削ろうと思うけどね、できる範囲で。