何かと自分に言い訳をつくって、買い物をしてしまう。最近では靴である。足が蒸れやすいので通気性のよい靴を探していたが、店舗でなかなかいい靴に巡り会えず、ネットで評判の良い靴を注文してはサイズが違ったりと、無駄な出費が増えてしまった。
アパレルも、気候が涼しくなってきたことを理由に羽織ものがどうしても欲しくなった。すでにパーカー、カーディガン、スポーティーなジャケットなどがある。十分である。それなのに、もっとラフに扱えて気軽に羽織れるものが必要だと自分に言い聞かせ、ネットで注文。価格もそれなりである。でも本当に必要だったかというと、なんともいえない。結果、いまはその買ったカーディガンを気に入って着てはいるけれども。
もともと、出費が激しかった。それを改めようと決意し、具体的に参考にしたのがミニマリストだった。必要なものだけを残し、なるべくモノを減らす。そうすることによって自分は今どれだけのものを所有しているかが明瞭になり、無駄に買い物をしなくなる。今回も、収納がいつのまにかパンパンになり、自分が何を持っているのか忘れ、カーディガンを新調してしまった。まあ、古いカーディガンは少しサイズが小さくシルエットも気に入ってはいなかったので、これを機に、サイズの合わないシューズと一緒に処分しよう。
出費がなかなか抑えられない一方で、今夏はTシャツを買わなかった。いや、春先に買ったか。でも夏には買わなかった。欲しくなった時期があったけど、買わずに乗り越えられた。ただ、そのおかげで今持っているTシャツは傷みはじめている。ビンテージ風にはなっていないので、来シーズンは新しいものを買わないといけないだろう。ただ、常にものは必要最低限にしておきたい。精神的にもそのほうがいいしね。
