自炊をまったくしないので、食事はすべて外食かテイクアウトである。しかも肉を食べることが多い。魚を食べるのは稀で、月に１、２回くらいだと思う。肉は焼肉も食べる。高級焼肉ではない。カレーやラーメンもよく食べるが、メインは肉である気がする。パンは白身フライが好きだ。タルタルソースで食べると美味しい。だが基本は肉である。
若い頃ならいざしらず、４０を超えてなお肉ばかり食べるのは身体にいいのだろうか。タンパク質の摂取は年を重ねるほどに重要になるらしい。筋肉量を維持するためにタンパク質を補給しないといけないからね。むしろ高齢者はもっと肉を食べるべきともいうし、元気な老人は肉食だと聞いたこともある。
一方で、肉は消化に時間がかかるので胃腸に負担がかかるとか、腸内環境を悪化させるという話も聞いたことがある。野菜嫌いでお菓子ばかり食べるアスリートもいるらしいが、食事は好きなものを楽しんで食べるのがいいのか、健康に気を使った食事をするのがいいのか、よくわからない。
身体が欲するものを食べるのが一番いいということになるのだろうが、肉はそういう声を遮ってしまう魅力があると思う。たとえば、さっぱりしたものを食べたほうがいいかなと思っていても、ステーキ屋の前を通り焼ける肉の匂いをかぐと食べたくなる。肉は消化が重くなる一方で食べた、という実感が得られるから惹かれるのかもしれない。マンモスを追いかけていた先祖のDNAが働いているのだろうか。
