自炊をするようになってから、大好きなにんにくをふんだんに使っている。一回の料理で最低2欠けは使う。1欠けだと物足りない。みじんぎりにしてオリーブオイルで弱火で香りを立たせて、鷹の爪を加えてから、パスタを作っている。チャーハンをつくるときも、まずはごま油でたくさんのにんにくを炒める。こげないように、弱火でじっくりと火を入れていく。
包丁の背で軽く潰して、そのまま料理に入れるのも好きである。これだとにんにくの強い香りは料理全体にはつかないけど、にんにくそのものを食べたときだけ、にんにくを感じられる。これはパスタ屋がやっていたのを真似したのである。あるいは、すりおろしたにんにくをトマトのパスタの最後近くになってから加えると、にんにくの風味が強くなって、食欲を掻き立てられる。
しかし、にんにくには殺菌作用があるので、食べすぎると、腸内の善玉菌も含めて殲滅してしまうそうである。今の摂取量は、明らかに推奨基準を超えていると思う。だから、常に口はにんにく臭い。人付き合いをまったくしないから、歯医者とか、仕事で人と会うときに気にするくらいで、毎日好きなだけにんにくを食べているが、昨日は少し腹を下したので、にんにくを食べすぎたかなと思う。自分でも口臭がにんにく臭いことに気づくくらいだから、相当なのだろう。
たまには、にんにくを使わない料理を食べる機会も作ったほうがよさそうだ。あるいは、にんにくを使うにしても、一回の料理で1欠けだけとか、制限をつけたほうがいいかもしれない。にんにくの風味は細かくすればするほど、生に近いほど強くなるらしい。だから、少ないにんにくで風味を強くしたいなら、おろして、料理の後半で追加するのがいいだろう。
にんにくも、適度に取れば、スタミナをつけてくれるだけでなく、健康にもいろいろな効果が期待できると思う。食べすぎると、良い菌も殺してしまうから、気をつけないといけない。なんでも極端に走る性格だから、にんにくの使用量についても、配慮が必要である。