今年の占いをチェックしたら、5〜7月に転職する流れがあるようだ。来年に海外に出かけるとも書いてあって、自分のプラント一致しているから驚いたが、その意味では転職も現実味があるのかもしれない。
昔付き合っていた彼女と別れたとき、その流れをずばり的中させた占いがあった。それ以来、かなり占いに書いてあることを信じるようになった。まあもともと気になるタイプではあったけど。でも、占いの通りにならなかったことのほうが多いと思う。ほんの少し的中しただけで、すごい!と思うのは、どういう心理なのだろう。
当たるせよ当たらないにせよ、魅力的な文章を書く占い師もいる。石井ゆかりさんは、その一人である。あれだけ読ませる文章を書ける人は、なかなかいないのではないか。かなりの人気者らしいが、それは彼女の筆力によるところが大きいだろう。
権力者も占いを重視すると聞いたことがある。人事を尽くしてもどうにもならないことが多いことがわかっているから、自然と占いに傾くのかもしれない。古代から占星術者をはじめ、占い師は存在していた。科学技術が発展したいまも、占いに関心を寄せる人は多い。占いを求める心理は、人間の根源的なところに根がありそうだ。
一方で、占いをまったく気にしないという人も多い。そんなものに運命を決められてたまるかということなのだろう。もし占いが、彼、彼女の人生の出来事を当てていたとしても、彼らは、人生は占いありきではないと考える人たちなのだと思う。どちらの生き方が正しいということは言えない。ただ占いには依存性があるのも確かである。うまく付き合うに越したことはない。