家賃はこれ以上下げたらボロ家に住むしかないくらい下げたし、携帯も安いプランにして、不要な保険も解約して、とにかく固定費を下げる努力をしてきた。しかし、それでも十分に貯金ができているわけではない。食費が大きいからである。
いちいち家計簿をつけていないが、月の食費は１０万円はかかっていると思う。それ以上かもしれない。自炊をするようになっても、食費がなかなか減らせない。月２〜３万円の食費で暮らしている人も多いらしいが、どうやってそんなに抑えられるのか、さっぱりわからない。好きなものを好き放題食べるから節約できないのだろうが、月２、３万円の食費って、栄養を度外視しているのだろうか？パンだけを食べているとか、そういうレベルなのだろうか。謎である。作り置きなどをしているのかな。冷凍庫のない私にはできない芸当だ。
とにかく、食費を節約したい。まず、お菓子類をやめる。食費と同じくらい、お菓子にお金を使っている気がする。お菓子をやめれば、お金が浮くし、健康にもいい。肥満を解消しなければならない。これがまず第一段階である。これだけで月数万円は節約できると思う。
一方で、昼食をもっとリーズナブルにする。パスタもいいし、今後は炊き込みご飯もレギュラーに加える。炊飯器にひじきや豆、とり胸肉、にんじんなどを醤油やみりんなどの調味料と一緒に入れて炊くのである。これは当初おにぎりにして食べようと思っていたが、家で食べるならわざわざ握る必要はない。飯茶碗に入れ、インスタントの味噌汁と一緒に食べればいい。白米だけよりも腹持ちがよくなるし、栄養バランスもいい。なおかつ、そんなにお金もかからない。昼ご飯は、パスタか、この炊き込みご飯にしようと思う。お菓子断ちと合わせれば、結構な節約になるだろう。
夜ご飯は、基本的には好きなものを食べればいいと思う。あまり節約にこだわりすぎると、精神的にもきつくなる。ただ、今年は夏に会社を辞めるつもりだ。今後のことはまだ何も考えていないが、金が大切なことには変わらない。NISAだってすぐに資産が増えるわけではない。会社をやめたって税金やら年金の支払いが迫ってくる。生活費も必要だ。だから、なるべく節約して蓄えを少しでも増やしておきたいし、収入がなくなった後も、生活費が少ない分、生き延びられる期間も増える。
再就職するかどうかはわからない。そもそも年齢的に難しいだろう。なるべく収入を得る道を探っていくしかない。Uber Eatsの配達員でも何でもやらなければならなくなるかもしれない。今まで身につけたスキル、とくに語学系スキルを生かして、新たなキャリアを築けたらと思うが、まず難しいだろう。そもそも、もう会社勤めをしたいと思わない。思わないと言うか、もう、できない。心底うんざりだから。
どんな生き方をするにせよ、節約は有用かつ必要なスキルである。自炊はそのなかでも最も重要なスキルの一つだ。レパートリーを増やすと同時に、いかに安く、栄養的にバランスのよい食事を作れるかが、現代で求められるサバイバルスキルなのである。
