バーピーを毎日10回やり始めてから1週間が経過した。たった10回でも疲労が溜まる。ほかにもスクワットやランジなどをやっているが、これらの種目は毎日やっても疲れない。しかしバーピーは別である。
とにかく、ジャンプが脚に効く。脚の筋肉を総動員して飛ぶからだろう。そんなに高く飛んでいないが、足が地面から離れるだけでも、相当のパワーを使うのだ。だから、たった10回でも、毎日欠かさず続けていると、段々疲労がたまってくる。
疲労が溜まってくると、頭が働かなくなり、イライラしやすくなる。睡眠も浅くなる。常に脚の筋肉が硬直し、それが神経を刺激するのだろうか。疲労の蓄積が進むと、さすがに休んだほうがいいと思うようになる。しかし、せっかく始めた習慣を途切れさせるのはもったいない。だから、ジャンプしないバーピーをやる。
そうすると、たしかに疲労感は軽減するようである。一方で、効果は半減する。これなら、普通に腕立てとスクワットをしたほうが効果は高いかもしれない。逆に言えば、それだけジャンプの負荷が高い証明でもある。
ダイエットのためにも、体力増進のためにも、できることならジャンプありでバーピーをしたい。そのほうが、絶対に効果的だ。しかし、とくに体が負荷に適応していない段階では、疲労困憊し、生活の質を下げることになりかねない。だから、疲れたらジャンプなしに切り替え、元気が戻ってきたらまたジャンプありでやる。この繰り返しをしながら、ゆくゆくは毎日ジャンプありでやっても、疲れが溜まらないようになればいい。そうなったら、回数も5回ずつ増やしていってもいいかもしれない。とにかく、跳躍する(というほどの高度ではないが)というのは、ものすごくきつい運動である。