TOEIC対策は、基本、読むだけ

来週末は、TOEIC試験だ。いつも定点観測的に年末に受験するのだが、社会人大学院への出願を検討している関係で、この時期に受験しておきたいと思ったのだ。ま、実際に社会人大学院に出願するかは、わからないが。

といっても、特別な対策をするわけではない。英語の勉強は、したことがない。好きな洋書を読んだり、オンライン英会話でおしゃべりするのが、勉強というのであれば、勉強はしているのかもしれないが、文法書や単語帳、模試みたいなものは一切やらない。

なかでも、学習初期から重視している、リーディングが、今も英語力向上の核である。最近は面白い本をいくつか入手できた。村上春樹の、小説家についてのエッセイ、ガルシア・マルケスの半伝記小説、そして、パール・バックの大地だ。バックの大地は、ずっと昔から存在は知っていたが、先日、書店で洋書のバーゲンセールをやっていたときにみつけて、なんとなく読みやすそうだと思って買ったら、これがとても面白い。まだ最初の部分しか読んでいないけどね。中国の話だということも、知らなかった。本屋に行くと、こういう出会いがあるから、いい。

とにかく、読んで読んで読みまくれば、英語力は向上する。多読というらしいが、そういうメソッドも確立されているようだし、何より、自分が読むことによって英語力を高めてきたという確信がある。TOEICのベストスコアは820で、できれば年内に900を突破したいと考えている。

ま、しかしTOEICにしろ他のテストにしろ、あくまで英語力を測るツールであり、本当に大事なのは、外国語で読書を楽しむということである。フランス語のリーディングはまだ全然歯が立たない。英語は楽しんで読めるレベルにはなったが、まだ頻繁に未知の単語や言い回し、文法に出会う。だから、相当がんばらないと、ストレスなく操れるようにはならないだろう。それでも、日々、楽しみながら続けることで、英語力は少しずつ、上がっていくのである。

40代。語学(英仏)をマイペースで勉強(主に読書)していて、たまにウクレレを弾く。バーピーなど自宅でできる自重トレを習慣化している。

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