また隣のやつが夜中に叫んで眠りを破られた。家賃は安いが、こうたびたび睡眠を妨害され、健康を害していると、家賃が多少高くても、夜ふつうに寝られる家に住んだほうが、総合的にはいいのではないかと思うようになった。
インフレ、年金、円安など、将来への不安から、生活コストを上げないことが重要だと言われる。とくに家賃は、できる限り下げることで、節約効果が高まる。それもあって、今の家に引っ越してきた。ましてや、もう退職するかもしれないので、さらに安い家賃の物件はないものかと探している。
ただ、社会人大学院に挑戦し、もし入学できたなら、仕事も卒業までは我慢するつもりである。働き続けるなら、多少家賃が上がっても許容できる。稼ぐ力も向上するだろうから、後で投資したもの以上を回収できる可能性も高まる。
とにかく、来年の進路が決まらないうちは、簡単に引っ越しもできない。だが、それまでは隣人の叫び声に悩まされ続けなければならない。地獄である。注意して、管理会社からも言ってもらったのに、これである。
ただ、以前の家の隣人も、夜中に騒音を出すやつだったから、必ずしも家賃が高ければ、まともなやつが住んでいるという保証にはならない。こればかりは、運である。内見時に収集できる情報には限りがあるからね。しかし、なんでこう、毎回泣き寝入りばかりしないといけないのか。法律で、騒音による被害者を守ってくれないものかね。