会社の人間関係は割り切りが肝心

よかれとおもって、人の要望にはタイムリーに応えたいと思う。ただ、限度もある。人を踏み台にしたがる輩にこういう対応をすると食い物にされるだけだ。人に質問しておいて、返信が来たのに放置する輩もふざけている。要は、自分が適切に尊重されていないのならば、相手を丁重に扱う必要もない。

常に人の顔色をうかがっているのはしんどい。自分を見失ってしまう。いまはいろいろ便利なツールがある。PCやスマホで連絡ができる。会社のチャット機能もその一つだが、常にチェックしていると、依存するような形になる。

なにか発言して、誰もリアクションしてくれなければ、悲しくなる。他の人にはリアクションして自分だけしてもらえないと、いじめられているような気分にもなる。こんなくだらないことに動揺させられ、時間とエネルギーを消耗するのは、馬鹿げている。人生の貴重な時間をそんなふうに消費してはいけない。

だから、そうしたツールとの付き合い方も、割り切らないといけない。誰かがメッセージを送ってきても、いちいちタイムリーに返す必要はない。こっちだってじらされ、待たされるのだから、相手も待たせておけばいい。

まあ会社勤めは、結局大なり小なり、人間関係のストレスがある。それがいやだからと退職しても、どうやって生きていけばいいか、わからない。でもそれは、日本で暮らしている日本人の価値観がベースにあるからそう思うわけで、世界には、そんな細かいことでいちいち悩まないぜ、という人々もいるんじゃないかな。とにかく狭い世界から飛び出して、自分の価値観も一度ぶっこわし、新しい視野と心構えを手に入れたいと思う。

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