下半身強化にタックジャンプも有効だと思う。その場で思い切りジャンプし、腿を胸に引きつけるようにするジャンプだ。筋肥大にどこまで有効かわからないが、爆発力、瞬発力を養成できる。以前は、このタックジャンプでバーピーをやっていた。腕立て伏せも空中で両手を打ち合わせるやり方でね。このエクストリームバーピーを20回もやると、かなり高強度のプライオメトリックストレーニングになる。手首と肩を痛めてからはやっていないが、タックジャンプだけなら、できると思って再開した。
ただ、バーピーはバーピーで果てしなくしんどいので、タックジャンプは個別にやろうと思う。というより、今もできるか半信半疑だった。だから最初は1、2回やってみようと思った。着地時の衝撃が強いので、家ではやれないし、コンクリートの上も、脚へのダメージが気になる。だから公園の土があるエリアで、4回ほど飛んだら、思っていた以上にはできた。ただ、やはり慣れないせいか、あるいは瞬発力を要求する種目だからか、肉離れを起こしそうな怖さを感じた。
一日置いて、とくに筋肉痛などの反動や故障がなかったので、今度は10回連続でやってみた。そうしたら、難なくできた。多少息が上がったが、筋肉的にはほとんど負荷を感じなかった。その後、帰宅してからバーピーをしたら、太ももがぱんぱんになり、大汗をかいた。やはりバーピーは別格である。
しかし、タックジャンプは瞬発力を養えるいい種目であるのは間違いない。無理のない範囲でルーティンに組み込み、年をとっても俊敏に動ける体を維持したい。